海外の有名パティシエのケーキも美味しいけれど、昔はこういう店が街にあったなぁ~ってノスタルジックな気分になるお店のケーキもオツなもんです。
昭和21年創業のアンヂェラスは、どう考えても後者のお店。
雰囲気と味、どちらをとっても昭和のにおいぷんぷんです。
※惜しまれながら2019年閉店しました
アンジェラスの特徴
※公式HPより
アンヂェラスのホームページを見ると、お店のコンセプトとしてこんなことが書かれています。
「敢えて新しいことをせずに、今のこのお店を守り続けていくこと。昭和のレトロな気分を感じたくなった時には是非。」
変化や進化こそが企業努力の証とされる時代に、昔の古き良き時代を守ることをモットーとしているのはすごいことです。
そして、それが望まれているのが浅草の街であると思います。
良いものでないと継承する価値はないので、大前提として先代たちの残した「看板」に感謝しながら、現代の流れに翻弄されないよう店の存在意義を確立させている名店が多いのは、本当に素敵です。
私の知り合いにも老舗のご子息が多いので、うらやましくもあると同時に、大変そうだなと思うところもあり、陰ながら応援していきたいなと思っています!
そして、アンヂェラスのケーキには、バタークリームが使われているものが多いです。
▲店の看板「アンジェラスケーキ」もそのひとつ。
生クリームが高価だった時代には、バタークリームケーキが主流だったのを思い出します✨
アンヂェラスの雰囲気
お店に入るとまずショーケースが並び、テイクアウトコーナーです。
その奥が喫茶になっていて、2階席もあります。
昭和映画を見ているようなノスタルジックな店内は、時間が止まったかのような錯覚に陥ります🕐
アンヂェラスで注文したメニュー
店内でパフェを食べたり、レモンスカッシュを飲んだりすることもありますが、テイクアウトの時はいつもコレ💗
レモンパイ
アンジェラスのホームページには、「当店のケーキは、甘さ控えめのケーキ」と書いてありますが、そんなことは無いと思います(;^_^A
オーガニックにこだわるお店のケーキなんて、もっともっと甘くないですからね・・・
普通のデパ地下で売っているケーキ(アンリシャルパンティエとか)と比べてもアンジェラスの方が絶対に甘いです!!
脳天が「あまーーー」と感じるケーキは最近少ないので、むしろ、それがアンジェラスの差別化だとすら思っています。
アンジェラスの詳細情報
※惜しまれながら2019年閉店しました
アンジェラス
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営業時間 | [火~日] 11:00~21:00(L.O)20:40 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は営業) |
住所 | 東京都台東区浅草1-17-6 |
電話番号 | 03-3841-9761 |